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2025.5.19

  • 執筆者の写真: Tomomi Abe
    Tomomi Abe
  • 5月18日
  • 読了時間: 5分

梅雨が近づく今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。

最近お知らせごとが続いたため、せっかくなのでここでより詳しく紹介してみようと思います。長くなるかと思いますがよろしければ最後までお付き合いください。


まずは、藤田リュウジさんのソロプロジェクト・island echoの新曲配信リリースについて。

island echoの新曲として3月10日には『slowly』が、4月27日には『贈る歌』が配信でリリースされまして、それぞれのジャケット写真撮影を阿部が担当しております。ちなみに今後もう一曲配信リリースが予定されている楽曲のジャケット写真も撮影しました。そちらについてはまた追ってお知らせしますのでお楽しみに。なお、いずれの楽曲も各配信プラットフォームからお聴きいただけます。



『贈る歌』ジャケット写真 2018年頃撮影なのでこの景色も変わっただろうなぁ
『贈る歌』ジャケット写真 2018年頃撮影なのでこの景色も変わっただろうなぁ

藤田さんとはジャケットに写真を使っていただいた前作の『はすき』(bandcampにて配信中)からのコラボといいますか、ありがたいことに今回もお声がけいただいてジャケ写真を担当する運びとなりました。『贈る歌』は私の過去作品から写真を採用していただいたのですが、『slowly』と今後配信予定の楽曲のジャケ写は今回のための完全撮り下ろしです。藤田さんからのリクエストやイメージを元に昨年末の夕暮れ時、河川敷をひたすら歩きながら撮影しました。しかしながらこの撮影をしながら気づいたのですが、冬の夕焼けっていわゆる真っ赤な空ではないんですよね。オレンジ色に近いというか。後から調べるとどうも大気に含まれる水蒸気量の関係で夏と冬では夕焼け空の色が異なるらしいです。ためになったね。それまで夕焼け空=真っ赤を想像していた私は思わず面食らって正直「やっちまった」とも思いましたが、それでも結果的に良い写真が撮れたので少し安堵しました。真っ赤な夕焼けだけが夕暮れじゃないと知れたのは藤田さんのおかげです。


『slowly』ジャケット写真 年の瀬、仙台のとある川辺にて
『slowly』ジャケット写真 年の瀬、仙台のとある川辺にて

加えて、『slowly』リリースに合わせてnoteにて連載されたショートエッセイ企画『"平和"slowlyセッション』に私も寄稿しているのですが、ショートエッセイに併せて藤田さんからのコメントも添えられていまして、それがもう胸がいっぱいになるのなんの。

他の方が寄せたエッセイと楽曲とともに是非読んでみてください。




素敵な作品にお力添えできて光栄です。藤田さん、本当にありがとうございます。


そして、東京・末広町のPARK GALLERYにて開催中のエキシビジョン『PARCHIVE』について。

現在〜5/26(月)までPARK GALLERYでは総勢31人ものアーティスト・クリエイターによるグループ展『PARCHIVE』が開催中、阿部も参加しております。



PARK GALLLERY『PARCHIVE』メインビジュアル 「これぞPARK」って感じでめちゃくちゃ好きです
PARK GALLLERY『PARCHIVE』メインビジュアル 「これぞPARK」って感じでめちゃくちゃ好きです

2023年に開催した初個展『ゆるやかな走馬灯』から何かと縁深いPARKではありますが、昨年二人展『汽水域』でご一緒した写真家の今井さつきさんとともにお声がけいただきまして今回参加することになりました。

展示ステートメントにある「それぞれの作家が保管する過去の作品を、PARK GALLERY という場所で改めて光をあてることで、対話を通じてその魅力を再認識・再構築・再生していくためのエキシビジョンです」との一文の通り今回は新作ではなく過去作品、私は先述の『ゆるやかな走馬灯』にて展示した作品群から2点を出展しています。『PARCHIVE』で展示されている作品ならびに作家のグッズはいずれも購入可能です。『ゆるやかな走馬灯』にて販売したポストカードも置いていただいています。

Instagramでの告知でも書きましたが、正直なところ過去に展示した作品は回顧展等がない限り展示したらそれっきり、という状態になってしまうことがほとんどです。なので今回こうやって再度光を当てていただける機会をくださったPARKには感謝の気持ちでいっぱいです。どうか沢山の方々に観ていただきたいし、もし気に入っていただけたらお家や職場などに迎え入れていただけますと幸いに思います。

PARKは先月からリニューアルオープンしたのですが、以前にも増して居心地の良さそうな空間になっているとSNSを通して感じています。こちらもありがたいことにPARK公式インスタグラムにて展示の様子が日々沢山アップされているのですが、それが毎日毎日楽しそうで。行きたい気持ちが溢れてどうにかなりそうになりながらスマホの画面を眺めています。本当、期間中に在廊できそうにないのが心底歯がゆい……在廊したかった……。今すぐPARKに駆けつけたい気持ちでいっぱいです。東京と宮城の距離感なんとかなりませんか。

会期中に売れた作品はほぼ即日持ち帰ることができるそうで、そのため会期中でありながら展示のレイアウトもどんどん変わるし、なにより売れた作品はその後の会期中ではもう観ることができない、まさしく「一期一会」なエキシビションになっています。作品が空間いっぱいに並ぶ光景はまさに圧巻の一言です。しかも、作品と一緒に展示されている作家紹介にはPARK加藤さんからのコメントもあり。こちらも必見です。愛。


作品を鑑賞するにあたって膨大な知識とか、経験とか、何も持っていなくても大丈夫です。何か好きなものがひとつでもあればそれで良いとも思います。良かったら一度、PARKに遊びに来てみませんか?新しくなったPARKにて是非集いましょう。


また、半年ほど更新がストップしていたnote連載『もしもし、一番星』も先月から再び更新がスタートしました。近々最新回がアップされる予定なので、そちらもどうぞお楽しみに。



これにて今のところ告知できるお知らせごとは以上です。とはいえ、他にこれといってお知らせできるものも現時点ではあまりないのですが……今後また色々お知らせできるように頑張ります。最近はのっぴきならない事情により東京にすらもいけない生活が続きそうなので、地元に篭って制作に注力しようとするところです。パワーアップもといバージョンアップのための充電期間として過ごすことにします。でも、人に会いたいし誰かに会わないと人の形を保てそうにないので仕事のみならず遊びに誘ってください。どうか私を太陽の下に引っ張り出してください。他愛のない連絡も大歓迎です。最後完全に私信ですみません。


これからさらにじめじめした季節になっていくかと思いますが、皆さんどうぞ無理せずお身体ご自愛くださいませ。また何かあったら書いてみようと思います。それではまた。


andymori解散以来、11年振りの小山田壮平さんライブ。最高でした。
andymori解散以来、11年振りの小山田壮平さんライブ。最高でした。

 
 

© 2025 Tomomi Abe

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